名入れボールペンを作成するとなった場合には、様々な印刷方法の中から、適したものを選ぶ必要があります。名入れボールペンの印刷方法にはいくつかの方法がありますが、その一つにシルク印刷と呼ばれるものがあります。単色印刷とも呼ばれるものであり、シルク、もしくはナイロンなどの化学繊維や金属繊維などを使った方法です。最初に版の作成から始まりますが、この版とは印刷する文字や模様の形にごく小さな穴を並べて、そこだけにインクが通るようにするためのものを指します。
出来上がった版を名入れボールペンに重ねた上で、インクを流し込み文字や模様をつけていきます。このシルク印刷で名入れボールペンを作成する事には、メリットもあればデメリットもあると言えるでしょう。メリットにあげられることとしては、なんといってもコストが安いことといえます。版を作ることでインクの量も抑えられるため、大量生産したい場合には特に、コストパフォーマンスが高くなります。
細かい文字の印刷にも適しているので、文字が潰れることもなく、高精細な印刷が可能です。またムラなくきれいな仕上がりになることもメリットと言えるでしょう。とはいえ印刷範囲が狭くなることがデメリットになります。曲面への印刷には制限がされるため、ボールペンにはあまり適しているとは言えません。
2色以上となる場合には、その分製版代もかかってしまい、メリットが薄くなる可能性もあるため十分な注意が必要です。
