赤ちゃんが誕生したら、友人や知人からたくさんのお祝いをいただくでしょう。出産内祝いはお祝いをいただいてから1ヶ月以内にお返しするのが一般的なマナーとされています。いただいたものがお祝い金なら、どれくらいの範囲でお返しをすればよいのかわかりますが、品物の場合そうはいきません。意外とどんなものをお返しすればよいのか迷ってしまいます。
また、友人の場合はあまり気を使うことがなくても、結婚相手の両親の知人になれば出産内祝いにも気を使った方がよさそうです。なぜなら、以前は頂き物をしたら半分の金額のものを返す「半返し」が当たり前でした。今でもその風習は残っているところが多いですし、常識になっています。しかし、それを知らない若い夫婦が、お祝いにいただいたもの半分の値段よりも安いものを出産内祝いとして贈ってしまい、後から両親との間でトラブルになるケースが増えてきているようです。
もしそういったトラブルを避けたいと思ったら、両親の知人に贈る出産内祝いは、品物を両親に選んでもらえばよいのです。「自分の趣味ではないんだけど。」というような品物であったとしても、両親世代の人にとってはうれしいお返しかもしれません。今後、末永く続く両親との付き合いも考えたら、お任せするのも一つの方法かもしれませんし、互いの両親に相談して何を贈ればよいのか話し合ってみるのもいいのかもしれません。
意外といろいろなルールやマナーを教えてもらえて、勉強になるかもしれません。